【岐阜市】ラーモニードゥラルミエール − 岐阜フレンチの巨匠

2024年春、本巣市に移転オープン予定です。

岐阜市長良丘にある「ラーモニー・ドゥ・ラ・ルミエール（L’harmonie de la Lumiere）」。

ミシュランプレートを獲得した岐阜フレンチの名店です。

ここ出身のシェフが、銀座の「ロドラント」、名古屋の「壺中天」、北方町の「レストランサノ」など、各地で活躍されているそう。

長良橋近くにある年季が入ったマンションの5階にあります。

本当にここだろうかと不安になるような外観ですが、エレベーターが5階へ着くと表札があり一安心。

シンプルで暖かみを感じる店内は、高級店なのに気取った雰囲気がありません。

大きなテラスからは金華山や長良川が望める絶好なロケーションで、長良川の花火は目の前で上がっていたそうです。

ディナーで13,200円コース

小さなアミューズの一皿

海老、ホタテ、牡蠣のアヒージョ。オイルでも不思議と重くなく、スープのように飲めてしまいます。

パン

全部で3種のパンがいただけます。よく冷えた石の器にはたっぷりのバターが。これがクリーミーでおいしい！

クリームチーズのバスク風とホワイトアスパラガスのサラダ

前菜4種。フォアグラとホタテはずっと味わっていたい至福の味。クリームチーズも深い旨みがあってめちゃくちゃ美味しい。

鮑のフィユテ

フィユテとはパイ生地の意味。とても柔らかい鮑と、濃厚なソース。

太刀魚のオフー、ラヴィゴットソース

ホロホロと柔らかい太刀魚。酸味のある旨みたっぷりソースがよく合います。付け合せの野菜もおいしい。

子羊のロースト

黒毛和牛のステーキ、鴨の胸肉のローストの3種類から選べるところ、あえて苦手な子羊にチャレンジ。柔らかく火入れは抜群ですが、やっぱり後味の乳臭さがどうしても得意ではありませんでした。

デザート

たっぷりフルーツとブラマンジェ。

チョコレートケーキは、冷たいのと温かいのが選べます。こちらは冷たい方で、洋酒が効いた大人の味。温かい方のフォンダンショコラは、濃厚なチョコレートが溢れてきて、腹パンでもうまし！

名だたるシェフを送り出した岐阜フレンチの巨匠

岐阜のフレンチはラーモニーを知らずして語れないということで、ようやく行くことができました。

見た目で取り繕わないクラシカルなフレンチで、要であるソースがとても重層な味わい。

さすがと言わざるを得ません。

岐阜フレンチの巨匠である山村シェフは、とても物腰柔らかな雰囲気。

マダムやソムリエールの接客もフレンドリーで、高級店ですが気負わない、居心地のいいお店です。

一度は行ってほしい、岐阜の老舗フレンチ。記念日やここぞのデートに最適です。

Shop Info

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