【岐阜市】月乃井 – 季節を彩るアートのような割烹料理

岐阜市御浪町にある日本料理店「月乃井（つきのい）」。

一枚板のカウンターや組子細工の仕切りが印象的な店内は、高級感が漂います。

店名は、かつて大将のおばあさまが柳ヶ瀬で営んでいたお店にちなんだ「月」と「乃」、そしてご自身の名字から「井」を取って名付けられたそうです。

ディナーで8,800円のコース

クラゲとアスパラ カリフラワーのソース

優しい甘さのカリフラワーソース。クラゲのこりこり食感が楽しめます。

椀物

ヤングコーンのしんじょと炙った太刀魚。味わい深い出汁が効いています。蓋に鮎が描かれた器も素敵です。

お造り

ヒラメと貝。新鮮で肉厚です。

そうめん

たっぷりのウニとカラスミがのった贅沢なそうめん。

鰻

ふわふわの鰻の白焼きと冬瓜。出汁の効いた餡が絡んで美味しいです。

ボーノポークの西京焼きとヤングコーンのあられ揚げ

小さな七輪に乗って出てきました。西京焼きはよく味が染みています。ヤングコーンはコリコリして楽しい食感。

季節をあしらった一品

店内が薄暗くなったと思ったら、芸術作品の登場です！金時草のジュレでできた紫陽花の下には、大根とタコ。そら豆のカエルがかわいい！甘エビやあわびもあります。ろうそくのシェードは、なんと、大根です。

炊き込みご飯と味噌汁

羽釜で炊いたごぼうの炊き込みご飯。ごぼうの味と優しい出汁で美味しい！おかわりしました。

デザート

杏仁豆腐と宮崎マンゴー。甘さ控えめで上品なデザートです。

丁寧な手仕事と四季を感じる美しい料理

丁寧に作られた料理は見た目にも美しく、特にメインは料理の域を越えた芸術作品のようでした。

季節感を大切にした献立は、目でも舌でも四季を感じられます。使われている器も美しく、料理との調和が絶妙です。

大将は、東京で研鑽を積んだ後「北見世 八祥」の板長を務められた実力者。味も申し分ありません。

落ち着いた大人のデートにぴったりのお店。違う季節にも訪れたいです。

Shop Info

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